頭の中のモヤモヤをノートに書き出したら、スッキリした話
2021年6月。
ちょっとしたきっかけがあって、ノートを書き始めました。
そうしたら、頭の中がとてもスッキリとして、前向きに具体策を持って悩みを解決していけるようになりました。
それは、一冊のノートに「なんでも書く」という方法です。
その「ノートになんでも書く」方法を続けたところ、頭の中のモヤモヤを晴らすことができました。
その方法と、なぜ、ノートになんでも書くようになったのかを書き残そうと思います。
頭の中のモヤモヤをスッキリさせる方法は、とても簡単です。
とにかく、ノートに「今何を考えているのか」を書き出すことでした。
何を書けばいいのかわからない?
そもそも、手が動かなくて書けない。
そんな日も、もちろんありました。
書けない日は、「私は今、どんな場所にいるのか」「書きたいのに書けない」「なぜ、書けないのか」「今日、何を食べたのか」「この後の予定」といった、とにかく、どんなことでもいいので手を動かして、ノートのページを埋めていきました。
大切なことは、とにかく手を動かして文字を書くことです。
すると、つられて自分の悩みや困っていること、今、自分は何を感じているのかを書き出せるようになりました。
書く量は問題ではありません。
一日一行しか書けない日もあるでしょう。
一日に10ページ書く日もあるかもしれません。
同じような内容をグルグルと書いてしまう日もあるでしょう。
頭の中のモヤモヤした考えをノートに書き留める。
その行為が、明日の新しい行動に導いてくれるでしょう。
きっかけは2つです。
一つ目、元々持っていたノートを「なんでも書くノート」として活用し始めたこと。
二つ目、YouTubeで手帳動画を診始めたこと。
1つ目について。
もともと、ハンドメイド編み物をしています。
編み物の編み方や毛糸の種類、色の組み合わせを書き留めるノートを持っていました。
あまり、活用していなくて、2年で10ページくらいしか書いていないようなノートでした。
そこに今年の6月にやむに止まれず、メモを取ってしまったんです。
それが6月11日の電話。
施設に入っている親の体調についての報告の電話でした。
いつもよりも、緊急度の高い連絡で私は慌ててメモを取ったことを覚えています。
それからしばらく、このハンドメイド用のノートは、ハンドメイドのこと、親の入院についてのこと、やるべきことのTODOリストが続いていくことになります。
ここから、このノートに小さな変化がありました。
親の体調についての記述が書かれるようになりましたが、ハンドメイドについても書く内容に変化がありました。
以前は、編み物のカラーリストのようなデータとメモだけが書かれていました。
そこにどんなものが編みたいのか、どんな雰囲気のものを作りたいのかという「私が頭の中で考えていたこと」が書かれるようになっていきました。
そしてだんだんとハンドメイドについて、文章について、自分のやりたいことについてといった頭の中の思考の変遷について、ノートに書き残すようになっていったのです。
2つ目。
いつ頃から見るようになったのか、メモが残っていないのですが、ノートにメモを書き残すのと前後して、YouTubeで手帳動画を見るようになりました。
たくさんのYouTuberさんが、
「何冊の手帳を使っているのか」
「どんな種類の手帳を使っているのか」
「どんな使い分けをしているのか」
「使用している文房具はなんなのか」
「どんな使用感の手帳なのか」
をレビューしてYouTubeにアップされています。
その動画をあれこれと見ていくうちに「私も色々なことをノートに書いていけばいいじゃないか」「私もこんな風にノートや手帳を使いこなしてみたい」と思うようになりました。
この頃、たぶん、6月くらいですね。
その時には、10冊くらいのノートを使い分けようとシックハックしていたはずです。
結局、自分で使用するノートとして残ったのは、三冊でした。
月間手帳1冊
TODOリストノート1冊
そして、「なんでも書くノート」1冊です。
「たまたまノートにメモをとったこと」「YouTubeで手帳動画を見たこと」
この2つが、私が「頭の中でもやもや考えていること」をノートに書き出すようになったきっかけでした。
【初めてみようスロージョグ】三日坊主です。
正確に表現するとすれば、四日くらいできている気がします。
ちょっとだけですけど。
一つには、暑すぎるからです。
暑すぎませんか?
今年の夏、いつもよりも太陽がジリジリと外にいる人間を焼いているように感じます。
日が陰ったら出かければいいじゃない〜。
と、思うのですが、夕方になると忙しいのです。
夕飯の用意だったり、明日の準備だったり。
はい、言い訳ですね。
外に出たくない根っからのインドア派の人間の言い訳です。
さらに、犬の散歩のボイコットは継続中です。
「散歩のついでにスロージョグをしよう」などという目論見は初手から躓いています。
犬は人の考えを知りもせずに、ぐーぐーと昼間から寝ています。
スロージョグ云々の前に、歩けなくなるんじゃないかという危機感を飼い主は抱いているわけです。
これでは、犬の足腰も弱ってしまいますし、太ってしまうので健康にも良くありません。
なんとかしなければ。
【始めてみようスロージョグ】困ったことに犬が運動を拒否し出してしまった……
スロージョグで走ってみようと思い至ったので、実行してみることにしました。
道具も何も持っていないので、ジーンズと仕事用のスニーカーでチャレンジです。
さて、困った問題が一つ。
私が住んでいるところは、とっても田舎なので、ただ単に外を歩いていると不審な目で見られます。
ですので、何をしているのかをわかる形で示すことは、周りの目に配慮する意味でも重要です。
気にしすぎかなと思わなくはないですが、不審者とは思われたくありませんので……。
一番いいのは、ウェアやシューズを揃えて「ジョギングをしています」と示すことなのですが、まだ、購入には至っていませんので見た目から訴えかけることはできません。
そこで思いついたのが、犬の散歩でした。
我が家には、9歳のビーグル犬がいます。
スロージョグとしてゆっくりと走る分には大丈夫だろう。
ついでに、犬の散歩にもなるし。
と、思ったので犬の散歩のついでに走ってみることにしました。
時間は19時過ぎ。
ようやく、昼間の暑さが和らいできた時間帯です。
だんだんと暗くなっていきますが、まだ、風景が見えるくらいの暗さでした。
犬の散歩セットを持っていざ、一歩目を踏み出します。
家の角を曲がって、下の方にある空き地を目指してゆっくりと走ります。
YouTubeの動画を見ていると、「小刻みに足を動かす」「視線は前」「ちょっと前傾姿勢」という情報だったので、それらを意識しつつ、犬を意識しながら走っていきます。
突然、ガクンと綱が止まりました。
振り返れば、犬が立ち止まって私を見え気ているではないですか。
綱を引っ張って、先に進もうと促しても動きません。
ついにはお座りを初めて、「絶対にここを動かぬぞ」と決意している様です。
しばらく、格闘した末に諦めて引き返すことになりました。
引き返すときの犬の動きの軽快さは、どこかムカつくものを感じます。
しかし、ここで引き返していては散歩になりません。
ましてや、私の本来の目的であるスロージョグに至ってはほとんどできていません。
ですので、一旦、家まで引き返し、家に入るふりをしてもう一度、散歩コースに出ました。
犬の方も、わかっているのかいないのか。
違う進路をとって短い散歩コースに入っていきます。
犬の様子を見ながら、私もゆっくりと走ってみます。
「走って、少し息がはずんで、体が温まってきたな〜」
「ああ、走るのって楽しいんだな〜」
と思い始めた時、また、犬の綱がガクンと停止。
犬は、もう、走りたくないそうです。
まだちょっとしか走っていないのですが、犬の様子は「これ以上動かないです」と言っているかの様でした。
まだ、走ってみて1日目です。
無理は禁物。
今日のところは帰りましょう。
【初めてみようスロージョグ】運動を全くしてこなかった私が、走ってみようと思い至ったわけ。
ある日突然、「走ってみようか」という考えが頭の中に降ってきました。
私は、全く運動をしたことがありません。
中学、高校と美術部やイラスト部に所属していた生粋の文化部の人間です。
仕事は、小売業なのでどちらかと言えば肉体労働です。
しかし、重い荷物を運んだり、長距離を移動したりといった重労働に従事しているわけではありません。
長時間、立ちっぱなしの仕事に、毎日、疲労困憊している中年。
それが私です。
そんな私の頭の中に、突然、「走ってみよう」という思いつきが降ってきたのでした。
きっかけは、なんだったのでしょうか。
一つあるとすれば、やはり、生粋の文化系だった妹が「自転車に乗り始めた!」とスポーツバイクに乗り始めたことでしょうか。
自転車を漕ぐ楽しさ、どこまでも漕いで走っていける楽しさを聞くのは、聞くだけの私にも「自転車って楽しいんだな」と思わせてくれました。
そして、妹の住む町に行ったときに、ちょっとだけ自転車に乗せてもらったのもいい思い出です。
ちょっとだけ自転車に乗せてもらったのですが、ぐいぐいと進む自転車は楽しいものがありました。
ですから、私の中にも「スポーツって楽しいのかもしれない」という思いが芽生えました。
しかし、問題があります。
何せ、私が住んでいるのは熊が出るような山の中なのです。
自転車を乗り回すには不向きな環境でした。
何しろ、平な地面などほとんどないからです。
急な山を登るか、斜面を下るか。
その二択しかない場所では、自転車は不向きなスポーツでしょう。
少なくとも、私にとって自転車は、平な道をどこまでも漕いでいくスポーツという印象です。
もんもんと、「何か走ってみたい」「体を動かしてみたい」そんな考えが頭を堂々巡りしていたとき、ふと、思いつきました。
「走ればいいんだ」
幸い、住んでいる団地の周辺には熊は出没しません。
団地の中を周回するくらいなら、上り下りばかりのコースといえど、なんとか走れそうな気がします。
YouTubeで動画を見てみると、初心者におすすめの走り方としてゆっくりと走る「スロージョグ」というものが出てきました。
小刻みに足を動かしてスローペースで、短い距離を走ってみようという走法です。
こんな、ゆっくりとした走り方ならば、運動初心者の私にも無理なく始められそうです。
知識も道具もありませんが、とにかく、走り出してみようと思います。
走ってみて、自分の中の思いを確かめてみてから、知識を学んでみたり、道具を揃えたりしてみようと思います。
【私のノート術】今使っているノートの使い分け その1
今、私は七冊のノートを意識的に使っています。
今回は、多くのYouTuberさんやブロガーさんの様に、使っているノートの紹介をしてみたいと思います。
一冊目 なんでもメモノート
ミドリ MDノート 文庫サイズ 方眼罫
いろいろなノート術の動画でも紹介されているミドリのMDノートです。
シリーズの中でも、文庫サイズのノートを使用しています。
【使い方】
このノートは、なんでもメモノートとして使っています。
毎日、思いついたことやちょっとしたメモ。その日考えたことなど、なんでもいいので雑多に書き込んでいるノートです。
Twitterを見て、気になった書籍のタイトルをメモしたり、知人の電話番号を書き留めたり。
かかってきた電話の内容をメモしたり。
なんとなく考えた妄想を書き殴ったり、とかなり雑多な使い方をしています。
そんな使い方なので、見返してみると内容がぐちゃぐちゃ過ぎてすぐに必要な項目が見返せません……。
それを防ぐために、書いた日付を書き込んでいます。
日付は青ペンで丸く囲って、何日に書いたのか見た目がわかりやすいようにしています。
また、重要な項目や後で見返したい項目には付箋を貼り付けて管理をしています。
【利点】
バッグの中に入れておいても邪魔にならないのが文庫サイズの利点ですね。
毎日、バッグに入れては出掛け先でも書いていますし、家に帰ってきてからもその時にあった出来事や考えをまとめるのに使用しています。
なんでも書き込んでいるせいなのか、およそ一ヶ月の使用で三分の一ほど書き込んでしまっています。
このノートは、ぜひ、継続して使用していきたいノートなので、リピートするために次のノートを通販しているところです。
私が住んでいるのは、とても田舎なので店頭で買えるところがないことが悩みどころです。
また、パタンと平に開く製本になっているのでとても書きやすいです。
【欠点】
欠点は、このノートの表紙がただの厚紙だという点です。
持ち運んでいると表紙が寄れてしまったり、折曲がってしまいます。
ですので、文庫本のカバーをつけています。
お気に入りのカバーをつけるだけでも、気分が上がってノートを使うのが楽しくなりますね。
今現在、使用しているカバーはほぼ日手帳オリジナルの赤いカバーをつけています。
これは、昔、ほぼ日手帳を買った時に一緒に買って、捨てずに取っておいたものです。
カバーの表記をみると2014年のカバーでした。
保存状態がよかったのか、汚れも色褪せもなかったので文庫サイズのノートに被せて使用しています。
また、ほぼ日手帳カバーはボールペンを刺す部分が大きいのでどんなペンを刺しても使用できるところがいいですね。
まるで、このMDノート文庫サイズのためのカバーのように感じられて、とても愛着が湧いています。
【まとめ】
このノートは、私が現在使用してるノート術の中でも、中心になるノートです。
なんでも書き込んで、頭の中のことを書きだす。
そうすることで、頭の中がすっきしりしますし、次に私が何をやるべきなのか。
今、何を考えているのか。
今後、どうしていきたいのかを明確にすることができます。
私が何をしていきたいのかは、まだまだ考え中ではあります。
しかし、頭の中だけで考えていた時とは違って、スッキリと考えをまとめることができますし、ちょっとづつ行動に移すことができる様になっていると感じています。
【私のノート術】ノートと手帳を使い始めて変わったこと。
手帳とノートを書き始めて、一番変わったことは毎日の行動量が分かるようになったので、充実感がアップしたことです。
そして、頭の中で考えていることを文章で書き起こすことで、頭の中のグチャグチャした部分がすっきりとします。
手帳を使い始めたきっかけ。なんとなく手帳動画を見始めたから。
ある暇な日の夕方。
ボーッとYouTubeを見ていました。
毎日、毎日、似たような動画を漫然と見ているだけだった私が、なんとなくホーム画面に流れてきた手帳紹介の動画を見てみたんです。
心地よい語り口、心惹かれる内容。グイグイと引き込まれていきました。
YouTubeには多くの手帳紹介動画、手帳術についての動画がアップされています。
驚いたのは、多くの人が実にたくさんの利用方法で手帳を活用していたことです。
可愛いデコ手帳を作ることを目的に、マスキングテープやシール、可愛いプチイラストで手帳をデコレーションしていく人。
複数の手帳を「読書ノート」「日記」「予定表」「金銭管理」など、目的別に使い分けている人。
一冊の手帳をいかに隙間なく使い込むか考え込んでいる人。
たくさんの人がさまざまな目的で手帳を使いこなして、YouTubeで紹介していました。
まずは、持っている手帳を使ってみる。
たくさんの人がキラキラと手帳を使いこなしているのをみて、私も手帳を使いこなしたくなりました。
そこで、(私は三日坊主なので)まずは、持っている手帳を使ってみることから始めました。
持っていた手帳は月間スケジュールの手帳と日記を書こうと買って挫折したデスクダイアリー手帳の二冊です。
ちょうど、予定が立て込んでいた時期だったので、とにかく月間手帳に予定を書き込みました。
可愛いイラストは描けないので、デコるのは諦めてしまいましたが。
そして、デスクダイアリーにはなんでもいいから一日の出来事を書き込んでいきます。
漫然と「暇だなー」「何もしてないなー」と思っていた毎日でしたが、手帳に書き込んでみるだけで「なんだ、私も意外とやることやってるんだ」と毎日の行動を見直すきっかけになりました。
足りなくなったので、100均でノートを買い足す。
二冊の手帳だけで、満足するつもり、だったのですが手帳を使っていくうちに「これは別のページに書きたいな」「二冊を並べて見比べたいな」と考えるようになりました。
そして、家の中で埃をかぶっていたノートを引っ張り出しましたし、それだけでは足りないので100円ショップでノートを買い足すことになりました。
引っ張り出したノートは、文庫サイズのノートで、やっぱり家でほこりをかぶっていたほぼ日手帳のカバーをかけて使っています。
この文庫ノートには、考えたこと、思いついたこと、メモをなんでも書き込む一冊にしました。
100円ショップで買ってきたノートは二冊あります。
一冊は、A6サイズのノートで日々TODOリストを書き込んで行動を忘れないように管理し始めました。
二冊目は、B6サイズのノートで、より詳しい日記を書こうと思って買ってきたのですが、あまり活用できていません。
このノートの使い道はまだ、模索中です。
使っている文房具。
YouTubeの動画を見ていると皆さん、素敵な文房具を使いこなしていますね。
私もかっこいい文房具を使いこなしたいのですが、とりあえずは家にあった文房具を使用しています。
一番大活躍しているのがuniのジェットストリーム三色ボールペンです。
極細のベールペンのペン先の書き心地がとても気持ちよくて、もう、この一本で書いていればいいんじゃないかなーと思っています。
ザクザクと書き続けていたら、黒い芯を使い切ってしまいました。
生まれて初めて替芯を買って使用しました。
他にも、家の中に万年筆が二本あります。
これも活躍の場を与えてあげたいなと思っています。
ちょっとした思いつきで見てみた手帳の動画でしたが、たったの一ヶ月ほどで自分の人生の充実度が大きく変化したなと思っています。
頭の中のモヤモヤが晴れたことで、やりたいこと、するべきことが明確になり時間を無駄にすることがなくなりました。
書き出してみるなんてとても単純なことなのですが、人生をクリアにする重要な作業だなと実感しています。