【始めてみようスロージョグ】困ったことに犬が運動を拒否し出してしまった……
スロージョグで走ってみようと思い至ったので、実行してみることにしました。
道具も何も持っていないので、ジーンズと仕事用のスニーカーでチャレンジです。
さて、困った問題が一つ。
私が住んでいるところは、とっても田舎なので、ただ単に外を歩いていると不審な目で見られます。
ですので、何をしているのかをわかる形で示すことは、周りの目に配慮する意味でも重要です。
気にしすぎかなと思わなくはないですが、不審者とは思われたくありませんので……。
一番いいのは、ウェアやシューズを揃えて「ジョギングをしています」と示すことなのですが、まだ、購入には至っていませんので見た目から訴えかけることはできません。
そこで思いついたのが、犬の散歩でした。
我が家には、9歳のビーグル犬がいます。
スロージョグとしてゆっくりと走る分には大丈夫だろう。
ついでに、犬の散歩にもなるし。
と、思ったので犬の散歩のついでに走ってみることにしました。
時間は19時過ぎ。
ようやく、昼間の暑さが和らいできた時間帯です。
だんだんと暗くなっていきますが、まだ、風景が見えるくらいの暗さでした。
犬の散歩セットを持っていざ、一歩目を踏み出します。
家の角を曲がって、下の方にある空き地を目指してゆっくりと走ります。
YouTubeの動画を見ていると、「小刻みに足を動かす」「視線は前」「ちょっと前傾姿勢」という情報だったので、それらを意識しつつ、犬を意識しながら走っていきます。
突然、ガクンと綱が止まりました。
振り返れば、犬が立ち止まって私を見え気ているではないですか。
綱を引っ張って、先に進もうと促しても動きません。
ついにはお座りを初めて、「絶対にここを動かぬぞ」と決意している様です。
しばらく、格闘した末に諦めて引き返すことになりました。
引き返すときの犬の動きの軽快さは、どこかムカつくものを感じます。
しかし、ここで引き返していては散歩になりません。
ましてや、私の本来の目的であるスロージョグに至ってはほとんどできていません。
ですので、一旦、家まで引き返し、家に入るふりをしてもう一度、散歩コースに出ました。
犬の方も、わかっているのかいないのか。
違う進路をとって短い散歩コースに入っていきます。
犬の様子を見ながら、私もゆっくりと走ってみます。
「走って、少し息がはずんで、体が温まってきたな〜」
「ああ、走るのって楽しいんだな〜」
と思い始めた時、また、犬の綱がガクンと停止。
犬は、もう、走りたくないそうです。
まだちょっとしか走っていないのですが、犬の様子は「これ以上動かないです」と言っているかの様でした。
まだ、走ってみて1日目です。
無理は禁物。
今日のところは帰りましょう。